
手軽に使える!Photoshopによる
画像生成AI Vol.2 Image generation AI using Photoshop
最近はAIの機能が知らないうちにソフトの中に取り入れられているケースが増えています。私たちが普段使用しているPhotoshopにも、バージョンアップに伴い新たな機能が追加されています。
AIを使用することにより作業時間を大幅に短縮できるので、積極的に活用していきたいですね。前回はAI機能を使って足りない画像を生成する方法をご紹介しました。今回はニューラルフィルターという機能を使用して人の顔の表情を自由に変える方法をご紹介します。
ニューラルフィルターの使い方
ホームページ作成などのために写真を撮影したものの、仕上がりを見たら表情が硬かったり、笑顔が足りなかったりすることがあります。そんなときに便利なのが、今回ご紹介するPhotoshopの「ニューラルフィルター」です。この機能を使えば、AIが人物の顔を認識し、表情や年齢などを思い通りに編集できます。この方法なら再撮影の手間もなく、時間をかけて画像を合成する必要もありません。
1. 編集したい写真をPhotoshopで開き、上部のメニュー「フィルター」→「ニューラルフィルター」を選択。今回はスマートポートレート機能を使用します。
2. もう少し明るい雰囲気にしたいので、笑顔のパラメーターを+20しました。
3. 目線が少し外れてしまっているので、なるべく正面にします。
4. 肌のシミやシワが目立つので、年齢を少し若めに設定しました。
POINT!
- スマートポートレート機能ではこの他にも、髪の量、驚き、怒り、顔の向き、照明の向きなど様々なパラメーターを調整することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?このようにPhotoshopのAI機能を使用することで、人物の表情を簡単に修正することができます。ただ、やりすぎるとおかしくなってしまう事もありますので、最終的には自分の目で確かめ自然に仕上げることが必要です。クオリティを損なわないようにAI機能を上手に取り入れていきましょう。