Text 事前準備のポイント

1. 

   サイトの目的を明確に

   

   なぜWebサイトを作るのか、目的をはっきりさせましょう。問い合わせ数を増やしたいのか、採用を強化したいのか、もしくはブランド認知を高めたいのか。目的を明確にすることで、制作会社がそれに合ったデザインや機能を提案しやすくなります。
   また、ターゲットユーザーも重要です。例えば、若年層向けの採用サイトと企業向けのビジネスサイトでは、デザインや機能が大きく異なります。年齢層や地域、顧客層などを事前に整理しておきましょう。

2. 予算と納期を確認

   制作会社に依頼する際は、予算と納期をしっかりと伝えることが大切です。Web制作はボリュームによって異なりますが、半年以上の期間を要することもあります。特に納期については、当初の計画以上に時間がかかることが少なくないため、余裕を持って計画を立て、スケジュールに遅れが出ないようにしましょう。

3. 

   サイトの内容と構成を
   考える

   

   Webサイトで何を伝えたいか、その内容を整理し、各ページの構成を考えておくと、制作会社との打ち合わせが効率的に進みます。トップページ、事業紹介、問い合わせページなど、基本的なページ構成をリストアップしましょう。

4. 参考サイトやデザインの
   イメージを用意

   言葉でデザインや機能を説明するのは難しい場合があります。そこで、他社のWebサイトや気に入っているデザインを参考にして、具体的なイメージを伝えることが効果的です。「こんな感じのデザインにしたい」と伝えることで、制作会社も理解しやすくなります。

5. ブランドガイドラインの
   共有

   ブランドの一貫性を維持するためにも、既存のブランドガイドライン（ロゴ、カラー、フォントなど）がある場合は、制作会社にしっかり共有しましょう。

6. 使用する写真や動画の
   素材

   サイトに使用する写真や動画を集めておきます。イメージを左右する重要なポイントですので予算的に可能であれば、プロに写真撮影を依頼するとよいでしょう。

   ワンポイント！

   制作会社へ素材を提供する前に以下も確認しておくと、より制作がスムーズに進められます。

   • 画質は十分か
   • 不要な人物（例えば退職者など）が映り込んでいないか
   • 使用してほしくない写真が混ざっていないか（写りが悪いなど）

7. SEOとマーケティングの
   方針

   検索結果で上位に表示されるためには、適切なキーワードの選定やコンテンツの作成が必要です。また、埋め込みたいアナリティクスタグなどがある場合は、制作会社に共有しておきましょう。SEO対策についてよく分からないという方は、ヒアリングの際に相談してみましょう。

   SEO対策について
   もっと詳しく

8. 

   ドメイン・サーバー情報の確認と共有

   

   Webサイトを公開するために必要なのが「ドメイン」と「サーバー」です。既存のドメインやサーバーがある場合は、その情報を制作会社に伝えます。新規取得が必要な場合は、早めに手配を進めましょう。リニューアルでドメイン移管が必要な場合は複雑な手続きが発生します。その場合は制作会社が案内してくれるはずですので、事前に確認しておきましょう。

Text おさらい！事前準備の
チェックリスト

1. お問い合せ

   • サイトの目的とターゲットを明確にする
   • 予算と納期を決める

2. ご契約

3. ヒアリング

   • サイトの内容と構成を決める

4. デザインの確認

   • 参考サイトやデザインのイメージを用意する
   • ロゴやカラー、フォントのデザインガイドラインを共有する

5. 原稿作成

6. サイト構築

   • 使用する写真や動画の素材を共有する
   • SEO対策やマーケティングの方針を練る

7. 公開・運用

   • ドメイン・サーバー情報を共有する

Text まとめ