Indeedのクローリング設定で応募率をアップさせよう。 Indeed’s crawling settings
「人材が不足しているから、一緒に働いてくれる仲間を増やしたい!」そう思われている企業様は多く存在していると思います。今回は求人媒体Indeedに着眼して、応募者数を増やすために必要なこと、採用サイトと連携させる具体的な手順をお伝えします。
目次
Text Indeedをご存知ですか?
CMや街中の広告でもよく目にすることがあるかと思いますが、そもそもIndeedとは何かご存知でしょうか。「仕事を探すサイト」という認識をお持ちの方は多くいらっしゃると思います。まずは、Indeedについて具体的にご紹介しましょう。
Indeedは、採用情報に特化した検索エンジンで、WEB上に掲載されている他の求人媒体や企業の採用サイトの求人情報を収集して掲載しています。求職者にとっては、Indeedを見るだけで、多くの情報をまとめて確認できるためメリットが大きいです。
求人内容は、下記いずれかの方法で掲載されています。
直接投稿
採用者側が、求人情報を直接Indeedに書き込んで投稿する方法
クローリング掲載
WEB上の求人情報を収集して掲載する方法
※クローリングとは、WEB上のデータベースから特定の情報を収集することを指します。
「クローリング掲載」では、自社の採用サイトに紐づけることができ、企業の情報や特徴をよりリアルに求職者にアピールすることができます。また採用サイトで更新した内容が、自動的にIndeedに反映される仕組みとなっているため、最近では、採用活動において有効なツールとなっています。
Text 応募者数を増やすために
Indeedと採用サイトを連携させるメリット
次にIndeedと採用サイトを連携させることで得られるメリットをお伝えします。
求職者にとって企業で働くイメージが想像しやすい
上述の直接投稿の場合、情報量は限られており、テキストベースでのアピールになるため、求職者側からするとイメージがしづらいという一面があります。しかし、企業の理念やビジョン、キャリアステップ、働くスタッフの声などが実際の写真や動画とともに明確に掲載されている採用サイトであれば、求職者はその企業で働くイメージを具体的に描くことができます。これにより、安心感や信頼感が生まれ、応募者数の増加が期待されます。
一方で、企業の指針や考え方に共感しない求職者は、応募を控える傾向があるため、未然にミスマッチを防ぐことができます。せっかく入社しても離職と新規採用を繰り返していては採用コストが増えるばかりか離職率の高い企業という悪いイメージにも繋がってしまいます。
従って、採用サイトでいかに自社を知ってもらい、共感してくれる人材にフォーカスして応募に結び付けるかが採用後の満足度や定着率の向上にもつながると言えるでしょう。自動的に更新してくれる
採用サイトに変更があった場合、採用サイト以外にも求人を掲載していれば、そちらのサイトも全て更新する必要があります。しかしIndeedは、採用サイトと連携さえしていれば、手動で更新をせずとも、採用サイトの内容を「正」として自動的に更新をかけてくれます。
そのため、採用担当者や採用活動にかける業務負担が減り、時間を有効活用することができます。なお更新は24時間以内に行われますが、諸事情ですぐに変更したい場合は手動での修正も可能です。
ポイント
採用サイトの企業コンセプト、テーマが統一されているか再確認してみましょう。せっかくでクローリング設定をしても、採用サイト自体の軸がブレており、企業としての考え方などが明記されていなければ、ミスマッチに繋がってしまう可能性があります。
Text クローリングの申請手順
続いて、クローリングの申請手順をお伝えします。誰でもすぐに申請できる内容となっておりますので、気になる方はぜひ一度お試しください。
「Indeedサポート」にアクセスします
最上段「どのようなサポートが必要ですか」のプルダウンにて「広告掲載について」若しくは、「求⼈広告」を選択します
「Webサイト」の欄に、該当するサイトのを⼊⼒します
最下段の「説明」欄に、採用サイトをクローリングしたい旨、入力します。
その他の必須項⽬も⼊⼒した後、「送信」ボタンをクリックして完了です
その後は、担当者とメールでやり取りします。連携したいサイトが、条件に合わないページになっていた場合は指示に従って修正します。
費用は掛かるの?
基本的に、Indeedのクローリング申請に費用はかかりません。
※「すぐに人材を確保したい」などの理由から、検索上位に表示させたい場合は、有料オプションを支払うことで上位に表示させることができます。
さらに、有料オプションでは、求人情報へのアクセス数、表示回数を可視化でき、運用に活かすことも可能です。
採用サイトの
重要性 Importance of a recruit site
先ほどもお伝えしましたが、企業が求める人材の応募を増やすためには、採用サイトに企業のコンセプトやMVVを求職者に分かりやすく明記することが重要なポイントになってきます。中には、採用サイトを持っていない会社もおありでしょう。若しくは、採用サイトがあっても内容が充実していない、応募が少ない、入社後のギャップで早期退職が多い、情報の更新も滞っている、デザインが古いなどの問題を抱えているケースもあるかと思います。
現在では多くの求職者がインターネット上で情報を収集して応募する時代です。もし採用活動が上手くいっていないという企業様がいらっしゃれば、まずは土台となる採用サイトの見直しから始められてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、応募者数を増やすために、Indeedと採用サイトのクローリングによるメリット、また採用サイトの重要性についてご紹介しました。Indeedでクローリング申請をすることでコストを抑えた露出が狙え、土台となるべき採用サイトを有効活用することができます。Indeedに限らず、ハローワークやその他媒体を活用して間口を広げることは、求める人材の目に触れてもらうために必要な手段だと考えられます。ぜひこの記事を参考にして、採用活動に役立てみてください。